【AI投資日記#4】AIと挑むテンバガーへの道。新戦略「G」始動の裏にあった、ある出会いと僕の決意。

AI Investor's Log
【AI投資日記#4】AIと挑むテンバガーへの道。新戦略「G」始動の裏にあった、ある出会いと僕の決意。

AI投資日記 – Vol.4

【AI投資日記#4】AIと挑むテンバガーへの道。新戦略「G」始動の裏にあった、ある出会いと僕の決意。

このブログではAIと共に、感情的なトレードから脱却し、データに基づいた合理的なポートフォリオを再構築する過程を記録してきました。全世界の市場に広く分散投資する「コア戦略」の重要性も、AIとの対話の中で深く学んだことです。

しかし、心のどこかで、もう一つの挑戦への想いが燻っていました。
それは、将来大きく花開く可能性を秘めた、まだ世に知られていない小さな企業を見つけ出し、その成長を初期から応援する――。いわゆる「テンバガー(10倍株)」への、憧れにも似た気持ちです。

今日は、そんな僕が、無謀とも思えるこの挑戦へ、新たな一歩を踏み出すことを決意した経緯と、その相棒であるAIと作り上げた「新たな羅針盤」についてお話ししたいと思います。

すべての始まりは、あるVCとの雑談だった

この挑戦の直接のきっかけは、先日、あるベンチャーキャピタル(VC)の方と話す機会があったことでした。

彼は、日本の未来を本気で良くしようと情熱を燃やす、素晴らしい経営者や技術を持つスタートアップがいかに多いかを、熱っぽく語ってくれました。しかし、同時にこんな悩みも口にしたのです。

「本当に魅力的なのに、まだ規模が小さいというだけで、なかなか支援が集まらない企業がたくさんあるんです。情報の非対称性、とでも言うんでしょうか…」

その言葉が、僕の心に深く突き刺さりました。これって、僕たちが普段見ている株式市場、特に「小型グロース株」と呼ばれる領域で起きていることと、全く同じなんじゃないか?と。

機関投資家のようなプロの目が届きにくく、情報も限られている。だからこそ、本来の価値とは無関係に、株価が不当に安く放置されている「宝石の原石」が眠っているのではないか。そして、もしそれを見つけ出すことができれば、それは単なる投資という行為を超えて、未来を創る企業への「支援」にも繋がるんじゃないか、と。

直感だけではあまりに危険なこの領域。でも、もし僕の相棒であるAIと一緒なら、この情報の非対称性を乗り越えられるかもしれない。そんな仮説が、僕の中で確信に変わった瞬間でした。

AIは僕の「副操縦士」。仮説を「戦略」へと磨き上げる

早速、僕はこの熱い想いをAIにぶつけてみました。「日本の小型グロース株の中から、将来のテンバガー候補を発掘する、再現性のある方法はないだろうか?」と。

AIの答えは、単なる「YES」ではありませんでした。僕の漠然とした仮説に対し、膨大なデータと投資理論を背景にした、いくつもの建設的なアドバイスを返してくれたのです。

「成長性を見るなら、この指標は外せません」
「しかし、それだけでは不十分です。倒産リスクを避けるため、この財務健全性の基準も組み合わせましょう」
「過去のテンバガー銘柄には、統計的にこんな共通点が見られます」

AIとの対話は、まるで超優秀な副操縦士とフライトプランを練り上げるかのようでした。僕の直感や情熱を尊重しつつ、客観的なデータでリスクを洗い出し、より安全で、より確実なルートを示してくれる。このプロセスを通じて、僕の初期仮説は、体系的で再現性のある「型」へと磨き上げられていきました。

新戦略、コードネーム「G」

僕たちは、このAIと共に作り上げた小型グロース(Growth)株発掘戦略を、敬意を込めて「戦略G」と名付けました。これは、AIによる網羅的な定量的スクリーニングと、人間の定性的な判断を組み合わせた、僕たちだけの投資プロセスです。

そして、最初の一歩を踏み出す

そして今週、僕はこの「戦略G」に基づき、ポートフォリオ改革の次の一手として、実際のアクションを開始しました。

もちろん、これは全資産を投じるような無謀な賭けではありません。これまでの教訓を活かし、ポートフォリオ全体の「サテライト資産」の中から、資産の約8%をこの新たな挑戦に振り分ける形です。その結果、僕の資産配分はこのように変化しました。

変更前

コア資産: 60%
サテライト資産: 30%
現金: 10%

変更後

コア資産: 60%
サテライト資産: 22%
戦略G: 8%
現金: 10%

AIが絞り込んでくれた数十社の候補の中から、僕自身が最後の定性分析を行い、特に「これは!」と確信を持てた数社への投資を実行しました。具体的には、企業のDX化を支えるユニークな技術を持つ会社や、AIを活用した面白いサービスを展開している企業などです。

この挑戦が、すぐに実を結ぶとは思いません。むしろ、ここから何度も失敗を繰り返すことになるでしょう。でも、AIという最高の副操縦士と共に作り上げた羅針盤があるから、もう道に迷うことはない。そう信じています。

次回予告:僕とAIが作り上げた「型」のすべて

今回の挑戦は、投資の専門知識を持たない僕のような個人でも、生成AIを前向きに活用することで、プロと同じ土俵で戦える(かもしれない)という可能性を示しているように思います。これはきっと、投資以外の世界でも同じはずです。

さて、次回の「知識編」では、今回の記事の背景にある、僕とAIが数週間にわたって議論し、作り上げた小型グロース株発掘の「型」について、その設計図を全公開します。

なぜ僕たちが投資対象を「時価総額300億円以下・上場5年以内」の企業だけに絞ったのか? そして、単なる条件検索ではない、「成長性」や「財務健全性」などをAIが自動でスコア付けし、ランキング化する独自のスクリーニングモデルの秘密とは? さらに、そのスコア上位20社から「真の宝石」を見つけ出すために用意した、評価マトリックスについても、詳しく解説する予定です。

僕の新たな挑戦が、皆さんの資産形成、そしてAIとの新しい付き合い方のヒントになれば、これほど嬉しいことはありません。

この挑戦やAI活用に興味が湧きましたか?

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ご注意ください

本ブログで利用している生成AIには、ハルシネーション(事実に基づかない情報を生成する現象)の可能性があります。掲載情報には万全を期していますが、その正確性を完全に保証するものではありません。投資の最終的な判断は、ご自身の責任においてお願いいたします。

筆者は生成AIのスペシャリストとして、企業向けにコンサルティング等も行っており、AIの特性を理解した上で情報を発信しています。

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